こんにちは!グローバル化が進む現代、英語の重要性はますます高まっていますね。特に、吸収力の高い小学校高学年から中学生の時期に英語学習の目標を持つことは、将来の可能性を大きく広げるきっかけになります。
「でも、どんな資格を目指せばいいの?」「どうやってステップアップしていけばいい?」そんな疑問をお持ちの保護者の方やお子さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、小学校高学年〜中学生におすすめの英語資格と、無理なくステップアップできる学習ロードマップをご紹介します!
なぜ、小・中学生が英語資格に挑戦するの?メリットは?
英語資格の取得には、単に「合格」という結果だけでなく、たくさんのメリットがあります。
- 学習のモチベーション維持:明確な目標ができることで、日々の学習に意欲が湧きます。
- 実力の可視化:自分の英語力がどのレベルにあるのか客観的に把握できます。
- 成功体験による自信:合格することで「やればできる!」という自信につながります。
- 4技能のバランス良い学習:多くの資格試験では「読む・聞く・書く・話す」の4技能が問われるため、バランス良く英語力を伸ばせます。
- 将来への準備:高校受験や大学受験、将来の留学や就職にも役立つ可能性があります。
おすすめの英語資格はこれ!
小・中学生が取り組みやすい、代表的な英語資格をいくつかご紹介します。
1. 実用英語技能検定(英検®)
日本で最も広く認知されている英語資格です。小学生から社会人まで、幅広いレベルに対応した級が用意されています。
- 特徴:「聞く・読む・書く・話す」の4技能を測定(級による)。学習指導要領との親和性も意識されており、学校での学習内容と連携しやすい。
- おすすめの級:
- 5級(中学初級程度): 英語学習の第一歩として最適。
- 4級(中学中級程度): 基礎力の定着を確認。
- 3級(中学卒業程度): 中学校で習う内容の総まとめ。面接試験(スピーキング)が加わります。
- 準2級(高校中級程度): より実践的な英語力を目指すステップ。
- 2級(高校卒業程度): 高校受験で評価されることも。高い目標設定に。
- ポイント:まずは無理のない級から挑戦し、着実にステップアップしていくのがおすすめです。特に3級は、中学英語の集大成として一つの目標になります。
2. ケンブリッジ英語検定(Cambridge English Qualifications)
世界中で認められている国際標準の英語資格です。特に、子ども向けの試験は楽しみながら英語に触れられるよう工夫されています。
- 特徴:コミュニケーション能力を重視。カラフルな教材やアクティビティを通して、英語を使う楽しさを実感できます。
- おすすめのレベル(小学生向け):
- Pre A1 Starters: 初めての英語テストに最適。
- A1 Movers: 簡単なコミュニケーションができるレベル。
- A2 Flyers: 日常的な場面でのコミュニケーションを目指すレベル(英検®3級に近い)。
- おすすめのレベル(中学生向け):
- A2 Key (KET): 基本的な英語でのコミュニケーション力を証明(英検®3級〜準2級レベル)。
- B1 Preliminary (PET): 日常生活で英語を使いこなせるレベル(英検®準2級〜2級レベル)。
- ポイント:国際的な視野を養いたい、英語でコミュニケーションする楽しさを重視したい場合におすすめです。
3. GTEC
ベネッセコーポレーションが実施する、学年別に「使える英語力」を測定するテストです。学校で採用されていることも多いです。
- 特徴:「聞く・読む・書く・話す」の4技能を測定。スコア型なので、自分の実力の伸びを具体的に把握しやすい。
- ポイント:学校での取り組みを活かしたい場合や、スコアで継続的に成長を確認したい場合に向いています。
英語資格取得ロードマップ【学年別ステップアッププラン】
さあ、ここからは具体的な資格取得のロードマップ(計画例)です。お子さんの興味やレベルに合わせて調整してくださいね。
【小学校高学年(4~6年生)】 英語に親しみ、基礎を固める時期
- ステップ1:英語を楽しむ!
- まずは英語の歌やゲーム、簡単な絵本などからスタート。
- 英検Jr.®(ブロンズ、シルバー、ゴールド)やケンブリッジ英語検定 Starters など、ゲーム感覚で受けられるテストで「できた!」を体験。
- ステップ2:最初の目標設定!【英検® 5級】
- アルファベットや基本的な単語・文法を学んだら、英検®5級に挑戦。英語学習の習慣化を目指します。
- ステップ3:基礎力の定着!【英検® 4級 / ケンブリッジ Movers, Flyers】
- 5級に合格したら、次は4級へ。過去形や比較級など、少し複雑な表現にも触れていきます。
- 国際基準ならケンブリッジ Movers や Flyers に挑戦するのも良いでしょう。
【中学校(1~3年生)】 学校の勉強と連携し、実践力を養う時期
- ステップ1:中学英語の基礎固め【英検® 4級 or 3級】
- 小学校で4級まで取得していない場合は、まず4級から。
- 中学の学習内容と連動させながら、中学卒業レベルの【英検® 3級】を最初の大きな目標に設定しましょう。面接対策もここから始まります。
- ステップ2:応用力を伸ばす【英検® 準2級 / ケンブリッジ A2 Key (KET)】
- 3級に合格したら、さらにステップアップ。高校レベルの単語や文法に触れる準2級を目指します。
- 国際基準なら A2 Key (KET) が同等レベルの目標になります。
- ステップ3:高校レベルへの挑戦【英検® 2級 / ケンブリッジ B1 Preliminary (PET)】
- 英語が得意な生徒や、高校受験でのアピールを目指すなら、高校卒業レベルの【英検® 2級】に挑戦。社会的な話題にも対応できる英語力が求められます。
- 国際基準なら B1 Preliminary (PET) が良い目標になります。
(注意点)これはあくまで一例です。一番大切なのは、お子さんが「楽しく」「自分のペースで」学習を進めることです。周りと比べず、焦らず、着実にステップアップしていきましょう!
資格取得を成功させるためのヒント
- 楽しむ工夫を: アプリや洋楽、好きな映画などを活用して、楽しみながら英語に触れる時間を作りましょう。
- 毎日コツコツ: 短い時間でも良いので、毎日英語に触れる習慣をつけることが大切です。
- 公式教材を活用: 各資格試験の公式サイトには、過去問やサンプル問題、対策教材の情報が豊富にあります。積極的に活用しましょう。
- 4技能をバランス良く: 特定の技能に偏らず、読む・聞く・書く・話す練習をバランス良く行いましょう。
- 失敗を恐れない: 間違いは成長のチャンス!積極的に英語を使ってみる姿勢が大切です。
まとめ
小学校高学年〜中学生という大切な時期に英語資格に挑戦することは、英語力向上はもちろん、目標達成能力や自信を育む素晴らしい機会となります。
今回ご紹介した資格やロードマップを参考に、ぜひお子さんに合った目標を見つけて、親子で一緒に英語学習の旅を楽しんでみてください。その一歩が、きっと未来の可能性を大きく広げてくれるはずです!
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