小学生・中学生向け英検®︎対策!5級・4級・3級 合格へのおすすめ勉強法

英語学習

「英語を頑張りたい!」「自分の英語力を試してみたい!」そんな小学生・中学生の皆さん、そして保護者の皆様へ。

英検®︎は、英語学習の目標設定やモチベーション維持に最適な資格試験です。特に、5級・4級・3級は、英語学習の基礎を固め、次のステップへ進むための大切な通過点となります。

この記事では、小学生・中学生が英検®︎5級・4級・3級に合格するためのおすすめ勉強法を、級ごとに分かりやすく解説します。ぜひ参考にして、合格を目指しましょう!

英検®︎5級:英語学習の第一歩! 楽しみながら基礎を固めよう

5級は、英語学習を始めたばかりの小学生や、中学1年生レベルが目安です。英語の音やリズムに慣れ親しみ、「英語って楽しい!」と感じてもらうことが大切です。

5級合格のポイント

  • 基本的なあいさつ自己紹介ができる
  • 身の回りの簡単な単語(動物、色、家族など)がわかる
  • 簡単な指示質問を聞き取れる
  • アルファベットや基本的な単語を読むことに慣れる

おすすめ勉強法

  • 単語学習: イラスト付きの単語カードやアプリ、絵辞典などを活用しましょう。声に出しながら覚えるのが効果的です。まずは目と耳で覚えることを意識しましょう。
  • リスニング: 子ども向けの英語の歌、簡単なアニメや教材の付属CDなどを繰り返し聞きましょう。「聞く」だけでなく、真似して言ってみる(シャドーイング)のもおすすめです。
  • リーディング: 簡単な絵本や、5級レベルの教材の問題文を声に出して読んでみましょう。短い文章からでOKです。
  • スピーキング(面接対策): 5級の面接は、イラストについての簡単な質問に答えたり、文章を音読したりする形式です(※受験方式により異なります)。まずは教材の例文をしっかり音読する練習をしましょう。簡単な自己紹介(My name is… / I like…など)も練習しておくと良いでしょう。
  • 教材選びのポイント:
    • 公式教材: まずは英検®︎公式ウェブサイトで過去問をチェックしてみましょう。
    • 単語帳: イラストが多く、見ていて楽しいものを選びましょう。「でる順パス単5級(旺文社)」などが定番です。

    • 総合対策本・ドリル: 小学生向けに解説がやさしいもの、CD付きでリスニング練習もできるものがおすすめです。「小学生のためのよくわかる英検®︎5級合格ドリル(旺文社)」や「英検®︎5級をひとつひとつわかりやすく。(学研プラス)」などが人気です。

    • 選び方: 書店で実際に手に取り、イラストや文字の大きさ、解説の分かりやすさなど、お子様が「これならできそう!」と思えるものを選ぶのが一番です。1~2冊に絞って繰り返し学習しましょう。

★5級のポイント: まずは「英語に慣れること」が最重要!ゲーム感覚で学べるアプリや、歌などを取り入れ、楽しみながら学習を進めましょう。


英検®︎4級:中学初級レベル! 文法の基礎と応用力を身につけよう

4級は、中学2年生レベルが目安です。5級で学んだ基礎に加え、過去形など、少し複雑な文法事項も登場します。身近なトピックに関する簡単な文章を読んだり聞いたりする力が求められます。

4級合格のポイント

  • 簡単な過去形の文が理解できる
  • 趣味や学校生活など、身近な話題について簡単な質疑応答ができる
  • 短い文章の要点を理解できる
  • 基本的な文法ルール(be動詞と一般動詞の違い、疑問文・否定文の作り方など)を理解している

おすすめ勉強法

  • 単語学習: 5級より語彙が増えます。単語帳やアプリを活用し、計画的に覚えましょう。例文と一緒に覚えると、使い方が分かりやすくなります。
  • 文法学習: 中学1~2年生レベルの文法をしっかり復習しましょう。特に「過去形」は頻出です。be動詞と一般動詞の使い分け、疑問詞(Who, What, Where, When, Why, How)を使った疑問文などを重点的に学習しましょう。薄い文法問題集を1冊やり遂げるのがおすすめです。
  • リーディング: 少し長めの文章を読む練習をします。4級レベルの教材や過去問を使い、「誰が」「何をした」のかなど、内容を把握する練習をしましょう。時間を計って解く練習も始めると良いでしょう。
  • リスニング: 会話や短いアナウンスなどを聞き取る練習をします。疑問詞に注意して聞く練習や、状況を想像しながら聞く練習が効果的です。
  • スピーキング(面接対策): 4級の面接も、音読とイラストに関する質問が中心です。過去問や予想問題で練習し、質問に対して「Yes/No」だけでなく、簡単な理由や状況を付け加えて答える練習をしましょう。
  • 過去問演習: 4級からは、過去問を使って時間配分や問題形式に慣れることが重要になります。
  • 教材選びのポイント:
    • 単語帳: 例文が豊富で、音声ダウンロードやアプリ連携ができるものが便利です。「でる順パス単4級(旺文社)」などが定番です。

    • 文法書・総合対策本: 中学レベルの文法解説が丁寧なものを選びましょう。「英検®︎4級をひとつひとつわかりやすく。(学研プラス)」や、特定の文法項目に特化したドリルなども役立ちます。

    • 過去問題集: 最新版の過去問集は必須です。最低でも3回分は解いて、時間配分や苦手分野を確認しましょう。「英検®︎4級 過去6回全問題集(旺文社)」などが一般的です。

    • 選び方: 自分の苦手分野(単語、文法、リスニングなど)を補強できる教材を選びましょう。解説を読んで理解できるか、レイアウトが見やすいかなどもチェックポイントです。

★4級のポイント: 文法の基礎固めが重要!分からないところはそのままにせず、学校の先生や塾の先生に質問したり、参考書で調べたりする習慣をつけましょう。


英検®︎3級:中学卒業レベル! 4技能+ライティングに挑戦!

3級は、中学卒業レベル(高校入試レベル)が目安です。身近な社会的な話題も含まれ、語彙力・文法力ともに、まとまった量の英語を理解し、表現する力が求められます。二次試験(面接)に加えて、一次試験で「ライティング(英作文)」が導入されるのが大きな特徴です。

3級合格のポイント

  • 中学で習う基本的な文法(現在完了形、受動態、不定詞、動名詞、比較級・最上級など)を理解し、使える
  • 日常生活や学校、社会に関する少し長めの文章や会話の内容を理解できる
  • 自分の意見や考えを簡単な英語で書ける(ライティング
  • 面接で、パッセージについての質問に答えたり、自分の意見を述べたりできる

おすすめ勉強法

  • 単語学習: 3級合格に必要な単語数はぐっと増えます。単語帳を繰り返し学習し、確実に語彙力を増やしましょう。熟語(連語)も重要になります。
  • 文法学習: 中学3年間で習う文法事項を総復習し、苦手分野をなくしましょう。特に「現在完了形」「受動態」「不定詞・動名詞」「関係代名詞(基礎)」は頻出です。
  • リーディング: 長文読解問題の比重が高まります。過去問や問題集を使って、時間内に文章の概要や詳細を正確に読み取る練習を重ねましょう。様々なトピックの文章に触れることが大切です。
  • リスニング: 会話やナレーションの聞き取りに加え、内容の要点を把握する力が求められます。シャドーイングディクテーション(聞き取った英語を書き取る練習)も効果的です。
  • ライティング対策: 3級で新たに追加されるライティングは、配点も高く重要です。まずは、与えられた質問に対して、自分の意見とその理由を2つ、簡単な構成(意見→理由1→理由2)で書く練習をしましょう。模範解答を参考に、使える表現や接続詞(First, Second, Also, Soなど)を覚えるのが近道です。
  • スピーキング(面接対策): 面接では、パッセージの音読、パッセージに関する質問、イラストに関する質問、そして受験者自身の意見を問う質問があります。日頃から英語を声に出して読む練習に加え、自分の考えを簡単な英語で表現する練習をしておきましょう。オンライン英会話などを活用するのも良い方法です。
  • 過去問・模試の活用: 3級は総合的な力が求められます。過去問や模試を時間を計って解き、自分の弱点を知り、克服していくことが合格への鍵となります。
  • 教材選びのポイント:
    • 単語帳: 収録語数が多く、熟語もカバーしているものがおすすめです。「でる順パス単3級(旺文社)」は定番ですが、他の単語帳と比較して自分に合うものを選びましょう。

    • 文法書・総合対策本: 中学英語の総復習ができるもの、解説が詳しいものを選びましょう。「英検®︎3級をひとつひとつわかりやすく。(学研プラス)」などが人気です。

    • ライティング対策本: ライティングの書き方、構成、使える表現などが具体的に解説されている専用の対策本が有効です。「英検®︎3級 ライティング大特訓(アスク出版)」など、様々な教材があります。

    • 面接対策本: 面接の流れや評価のポイント、予想される質問と回答例が載っているものが役立ちます。DVD付きやWeb特典付きで、実際の面接の様子を確認できるものもおすすめです。「英検®︎3級 面接・攻略ポイント(旺文社)」などがあります。

    • 過去問題集: 最新版の過去問集で、ライティングや面接を含む全セクションの対策を行いましょう。「英検®︎3級 過去6回全問題集(旺文社)」などがよく使われます。

    • 選び方: 3級は対策すべきことが多いので、まずは総合対策本で全体像を掴み、苦手分野を単語帳や分野別対策本で補強するのが効率的です。ライティングと面接対策は専用の教材を使うことを強くおすすめします。

★3級のポイント: ライティング対策面接対策は早めに始めましょう。特にライティングは、基本的な型(フォーマット)を覚え、繰り返し練習することが重要です。


合格に向けて大切なこと

  • 継続は力なり: 毎日少しずつでも英語に触れる時間を作りましょう。
  • 目標設定: 「いつまでに合格する」という具体的な目標を持つと、モチベーションを維持しやすくなります。
  • 楽しむ気持ち: 好きな洋楽を聞いたり、簡単な英語の動画を見たり、楽しみながら英語に触れることも大切です。
  • 公式教材の活用: 英検®︎の公式サイトには、過去問や学習コンテンツなど、役立つ情報がたくさんあります。積極的に活用しましょう。
  • 自分に合った教材選び: ここで紹介したのはあくまで一例です。たくさんの教材があるので、書店などで実際に手に取って、解説の分かりやすさ、レイアウト、レベルなどを確認し、自分が「続けられそう!」と思えるものを選びましょう。

英検®︎挑戦は、英語力を伸ばすだけでなく、目標に向かって努力する経験を通して、皆さんを大きく成長させてくれるはずです。この記事を参考に、ぜひ自分に合った勉強法を見つけて、合格を目指してくださいね。応援しています!

※英検®︎は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

※記載の教材名は一例です。最新の情報や詳細については、各出版社のウェブサイト等でご確認ください。

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